※今回ご紹介した内容はあくまで基本的作業であり、一連の作業は
ラミネーターのノウハウ、技術、工夫によって異なります。
完成したデザインをインクジェットプリンターでREAL PAPERに印刷する。
REAL PAPERをブランクスの上に乗せ、サーフボードの形に合わせて余分な
REAL PAPERを2~3cm残して台紙ごとカットします。
カットしたREAL PAPERを台紙からゆっくり剥がす。この際、作業は二人で行い、
一人は台紙を持ち、もう一人はREAL PAPERを剥がすようお勧めします。
ブランクスにレジンを塗布し、しみ込ませる。泡立ったレジンを一度拭き取り、
新しいレジンを塗布します。
あらかじめ切ったREAL PAPERを、ひとりはノーズ側、もうひとりはテール側を
持ち、中心にしわが寄らないように注意しながらサーフボードに接着させます。
接着したREAL PAPERの中心は動かさずに、レール側のREAL PAPERを一度持ち上げて、
レール側へと伸ばしてしわをなくします。この時点で極力しわをなくすようにする。
残ったレジンをストリンガーの上に塗布し、サーフボードの中心から放射線状に
スクィーズしていきます。中心からテール側へ、中心からノーズ側へとスクィーズ
する感じでしわを伸ばしていきます。
ボードの中心にエアーが残ってしまった場合は、その部分をカッターで切れ目を
入れることで、エアーを抜く事ができます。
レジンが完全硬化する前に切れ目を入れた部分にもう一度レジンを塗布します。
その後、ガラスクロスのラミネーションを行えば切れ目は見えなくなります。
片面が完成したら反対側も同様の作業を行って下さい。